speed/memoryコントロールバーの効果について説明します。セルサイズ計算機と併用してメモリと解析時間を節約してください

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speed/memoryコントロールバー

Xgeomの[Analysis]-[Setup]で "Analysis Setup"ダイアログを開き [Speed/Memory]ボタンを押すと "Analysis speed/memory control"ダイアログが開きます。

このコントロールバーを右へ動かすほど速くて、少ないメモリで解析が可能だろう 事は直感的にわかります。
図はこのコントロールバーのポジションを変化させたときの 電流分布の解析結果とサブセクションの様子を示しています。 モデルは0.73mm厚,εr=2.6の基板上のマイクロストリップ線路のopenです。

メッシュの様子は一見して右に行くほど荒くなっているのが判ります。 左端のモデルでは89個のサブセクションを使っています。 それに対して右端のモデルのサブセクション数は32です。 メモリ消費はサブセクションの数の自乗に比例するので、 左端のモデルのメモリ消費は右端のモデルの10倍近いメモリを使います。 また、モデルが大きいとき解析時間はサブセクション数の三乗に比例するので サブセクションを減らすことは大きな意義があります。

精度に関してはどうでしょう。それぞれのモデルで計算したポートインピーダンスを比べて見ます。

52.53667 52.40993 54.89569
ポートインピーダンス
中央のモデルと、左端の(89のサブセクションを使うモデル)の結果は非常に近いことがわかります。 中央のモデルは44のサブセクションを使っているので、左端のモデルに比べて1/4のメモリ消費で殆ど変わらない結果が得られるのです。 左端のモデルと中央のモデルでは導体の端部に沿って細かいサブセクションが使われています。 これはEdge Meshingと呼ぶMeshingの方法で精度を殆ど落とさずにメモリ消費を減らす効果があります。

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