導体図形がばらばらの場合と一体の場合で結果は同じ?
同じです。しかし厳密には微かな差があります。
敢えて差がわかるモデルを作ってみました。
このモデルは1/4波長の先端短絡共振器に微小キャパシタを通じて結合した回路です。
左のモデルでは、共振器全体が一体の長方形のモデルですが、
右のモデルでは故意に1/4波長共振器をいくつもの図形に分割してあります。
モデルファイル:
1m.zon
1i.zon
二つのモデルを解析すると
、結果は微かに異なります。
二つのモデルのサブセクションを観察するとその原因が理解できます
左の共振器が一体のモデルでは、共振器が5つのサブセクションに整然と区切られています。
ところが右の分割した共振器のモデルでは共振器は多くの、そして非対称なサブセクション群に分割されています。このサブセクションが違うことから二つの解析結果に差が生じます。
この実験では、両者の差が現れやすくするため、
サブセクションの数をなるべくすくなるなる設定にしました
また、同じ目的で伝送線路でなく鋭い周波数特性を持った共振器を例として取り上げました。
一般の回路では、回路図形を分割するか一体にするかで解析結果の差が現れることはほとんどありません。