製品版ソネットのwindowsへのインストール作業の記録です。installマニュアルを読むことなく Sonnetを短時間にinstallでき、 さらにそれに失敗した場合にの情報を含みます。

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Sonnetインストール記

有限会社ソネット技研
石飛
2007/6/27
2009/4/3 v12向けに追記

概要

この文書は 多数のお客様が、 分厚いinstallマニュアルを読むことなく Sonnetを短時間にinstallでき、 さらにそれに失敗した場合に有益な 情報を提供します。

対象製品とバージョン

この文書はSonnet製品のバージョン11以後の製品版(Level2Basic, Level2Silver, Level3Gold, Professional Suitesの V11とV12) のうちWindows版について解説します。Linux版やUnix版はそれぞれの マニュアル を参照してください。またSonnet Lite/LitePlusについてはこの文書でなく" ソネット入門"を参照してください。

対象 user

  • 対象製品のデモ license を使おうとしている方
  • 対象製品を新規にご購入なさった方
  • Ver10以前の対象製品を使っていて、これからVer11以後のlicenseに変更しようとしている方、
  • 既に対象製品を使っていて、これからlicenseを更新しようとしている方は、下記の目次の licenseファイルの指定から始めて下さい。

またソネット製品のuserの多くはハイテク技術の研究開発に携わるエンジニアの方で、 これからinstallしようとしているPCに管理者(Administrater)としてログインでき PCやnetworkについて十分な知識と経験をお持ちだと仮定しています。

目次

対象製品→

目次↓
Level2/3
Pro Standalone
(ノードロック license )
Pro Server/Team
(フローティング license )
MWOinf,Ebridge
(AWR社、Agilent社
インターフェースオプション)
license サーバー クライアント
1 まず確認すること
2 license managerの停止と古いserviceの削除
3 古いversionの uninstall
4 新しいVersionのinstall
5 licenseファイルの指定
6 licenseの確認
7 Key driverのinstall
8 license managerの起動
9 floating license を使う クライアントPC への install
10 日本語マニュアルについて
11 Agilent ADS Interfaceのinstall
12 AWR MicroWaveOffice Interfaceのinstall
13 ファイアーウォールに穴をあける
14 認証の仕組みとトラブルシュート

重要まず確認すること

以下はよく問題となる点です。

  • ウィルス対策ソフトや ファイアーウォールをOFFにしてください。必要なら上司から許可やパスワードを得てください。
  • 最悪の事態に備えてファイルのバックアップをとっておいてください。
  • これからinstallするSonnet製品に対応したライセンスファイルがあることを確認してください。ライセンスファイルは米国ソネット社から直接、登録された管理者の方のメールアドレスにお届けします。
  • Windows VISTAをご利用になる場合は、Vista使用上の注意をお読みください。この文書ではWindows XPを例として説明しており、Vista特有の操作については記載していません。

license managerの停止と古いserviceの削除

  • Ver10以前の対象製品がすでにinstallされている場合は、古いバージョンをuninstallする前に、ここで古いバージョンを完全に停止します。
  • バージョンにかかわらずSonnet Lite/LitePlusがすでにinstallされている場合は、次の 古いversionのuninstallに進んでかまいません。
  • Sonnet製品がなにもinstallされていないなら、sonnetの installに進んでください。

古いバージョンを起動し、SonnetTaskBarで[Admin]-[Lmtools]を選びます。

LMTOOLSが起動します。 左端の"Service/license File"タブを選び、 図の様に "Sonnet "のserviceを選択して下さい。

中ほどの"Start/Stop/Reread"タブを選び "Force Server Shutdown"にチェックをいれ、"Stop Server"をクリックしてserviceを停止します。時間が数10秒かかるかもしれません。左下にStopping serviceとか、service stopped successfullとか状態が表示されます。停止に失敗したという意味の表示がでても心配ありません。それはたぶん最初から動いてなかったのです。

もし、他にもSonnetのserviceがあったら、すべて停止してください。

すべてのlicense managerを停止したら、念のために別の方法で確かめましょう

Windowsのタスクマネージャを起動して、プロセスタブの中に

  • lmgrd.exe
  • sonnetd.exe

のどちらか、あるいは両方があったら、上記の作業が失敗しています。タスクマネージャでlmgrd.exeを選んで、"プロセスの停止"ボタンをクリックして停止させてください。sonnetd.exeも同様に停止させてください。

ついでにここで

  • sonnet.exe

が動いているかどうかも確認してください。もし動いていれば、それはemserverなので、これも同様の方法で停止させてください。

左端の"Service/license File"タブを選び、 もし、図の様にSonnetのserviceがあったら、それを選択して

右から二番目のConfig Servicesタブを選び、 Remove Serviceで古いserviceを削除します。 もし、他にもSonnetの古いserviceがあったら、すべて削除してください。
Version 11の license サーバーはsonnetの古い license サーバーと同時に動作することができません。

Sonnet以外のserviceは残してください。Sonnet以外のサービスを消すと、それに対応するプログラムが動かなくなってしまいます。

LMTOOLSは閉じて sonnet task barやそのほかのプログラムをすべて閉じてください。次に古いversionをuninstallします。

古いversionのuninstall

ここではsonnetの古いバージョンをuninstallします。製品版の古いバージョンだけでなく、もしSonnet Lite/LitePlusがinstallされていたら、それもuninstallしなければなりません。もし、Sonnet製品が何もinstallされていないと確信できるなら次の 新しいVersionのinstallに進んでかまいません。

windowsのスタートメニューから[sonnet]-[uninstall]を選んでください

[remove]にチェックをいれて[next]ボタン
そしてたぶんもう一回[next]ボタン
一分ぐらいで
"successfully uninstalled"
といわれるので[Finish]ボタンを押して終わります。

uninstallしましたが、念のためエクスプローラーで見ると古いversionのprojectファイルやディレクトリは消されていないことがわかります。このまま放置しておきましょう。

新しいVersionの install

新しいバージョンをインストールします。ここでは難しいことはたぶん何も無いです。

V12以後、バイナリファイルはcd-romでなく、zipファイルをダウンロードしていただくようになりました。ダウンロードしたzipファイルを右クリックして、すべて展開を選んでください。

展開されたファイルのなかで 肝心なのはsetup sonnet...というファイルです。右クリックで[開く]を選んでください。(注意:Windows Vistaでは管理者として実行する必要があります.)

setupプログラムを起動するといくつか質問をしてきますが、すべてデフォルトのまま進めてかまいません。 ただし、使用許諾書の内容はご理解の上 進めてください。

一分ぐらいで終わります。

ここではまず、タイトルバーに正しい version 番号が表示されているか確かめてください。(2007/6時点では11.52です。近い将来11.54がリリースされそうです。11.53はSonnet Lite/LitePlusで、この文書の対象外です。)

[Finish]ボタンを押してください。 こらから license の設定をします。

licenseファイルの指定

米国ソネット社からメールで届くライセンスファイルをPCに保存し、ソネットの実行ファイルにそのlicenseファイルの在り処を教えます。ライセンスファイルを更新するときはここでの操作だけです。

licenseは米国ソネット社からメールで届きます。添付ファイルは licという拡張子のついたファイルで、なぜかpdfファイルのアイコンになっています。

この添付ファイルを適当な場所に適当な名前で保存してください。 (c:\Sonnet.licをお勧めします)

Sonnet11.52を起動してください。たぶん、いきなり license に関するダイアログが開きますが、もし開かなかったら Sonnet Task Barから[Admin]-[license ]を選びます。(Version 10までの Makelicenseはなくなりました。)

[Local]を選んで、次に[Browse]ボタンで、上のファイルを保存した場所を指定します。

もちろん、今installしようとしているマシンがネットワーク license を使うクライアントマシンなら[remote]を選ばなくてはなりません。それについては 後述します。

[OK]で閉じます。

license の確認

ライセンスの内容と、PCを照合し、ライセンスファイルと関連付けられているデバイスの種類を調べ、必要に応じてドライバをinstallします。

Sonnet Task Barから[Admin]-[Edit license File]を選びます。 すると新しいウィンドウが開いて、 license Fileの内容が現れます。 右の例では、8行目に"SERVER BENCHMARK SONNET_KEY1=69001715"と記載があります。この 69001715 が、Sonnetの licenseが発行されたPCを識別する番号で、HOSTIDと呼びます。PCにこのHOSTIDと一致する番号が無ければなりません。

Sonnet Task Barから[Admin]-[HostID]を選びます。 すると新しいウィンドウが開いて、 HostIDの検出結果が現れます。右の例では、

  • Hadlock key = 69001715(いわゆる hardware key の番号)で、そのほかに
  • Ethernet Address(NIC:Network Interface CardのMacアドレス)が三つ、
  • Disk Id(ハードディスクのIDコード)が一つ

が表示されています。 Sonnetの license はこれらのIDのうち、上記のlicense Fileに記載されている IDと一致する番号を探します。この例では  69001715 が一致しています。一致するHostIDが見つかれば、HostIDの確認は終わりです。 license managerの起動に進んでください。

このなかに正しいIDが無い場合は、上記のlicense Fileに記載のSONNET_KEY1の番号を思い出してください。

  • 69001715 など8桁の10進数ならドングル(右図)に license が発行されています。
  • 000D0B945013 など12桁の16進数ならNICに license が発行されています。

その上で次のことを確認してください。

  • デバイスドライバはinstallされていますか?
    ドングルの ドライバはSonnet Task Barから[Admin]-[Hardware Key]-[Install Driver]でinstallされます。NICのドライバはそれぞれのNICの説明書に従ってください。
  • ドングルは Sonnetのドングルですか?ドングルの表面の数字はlicense Fileに記載のSONNET_KEY1の番号と一致していますか?(他社のドングルを間違って使う人が時々居ます)
  • それは Sonent社から license を受けたNICですか?NICは一台一台 固有の番号を持っています。同じ型番でも別のNICでは動きません。
  • ドングルやNICがPCに正しく接続されていますか?
  • USBの場合はハブを使わず直接PCにさしてみてください。

上記の全てを確認してもだめなときは "米国Sonnet社が間違ったIDの license を発行した"可能性もあります。ソネット技研にご連絡ください。

key driver の install

ここではドングルのドライバのinstallを解説します。ライセンスがドングルでなくNICの場合はこの項目は飛ばしてください。

hardware key driverをinstallするまえに、念のためhardware key (ドングル)をPCから抜いておきましょう。

もし、あなたのPCが32bit CPUで、OSがWindows2000とかXPなら、Sonnet Task Barから[Admin]-[Hardware Key]-[Install Driver]を選びます。インスツーラーが起動して、言語を選択するよう促されるのでEnglishを選んでください。20秒ほどで終わります。

hardware key (ドングル)をPCに装着してください。そして Sonnet Task Barから[Admin]-[Hardware Key]-[Test Key]を選びます。 Hardware key idが表示されるはずです。

デバイスmanagerには Aladdin Hardlock Key, Aladdin USB Keyとして認識されます。

Sonnet Task Barから[Admin]-[HostID]を選びます。 すると今度はドングルのIDも表示されるはずです。 ここでうまくいかないときは

USBデバイスを認識するタイミングの問題
ありがちなつまらない対処ですが)PCを再起動してみてください。
デバイスdriverのinstallに失敗
ドングルを抜いてドライバを再インストールしてからドングルを挿してみてください
driverのVersionを新しくしてみる
特に64bitOSでは 新しいドライバが必要なことあります。

license managerの起動

いよいよlicense managerを起動します。

SonnetTaskBarで[Admin]-[Lmtools]を選びます。

LMTOOLSが起動します。 左端の"Service/license File"タブを選び、 図の様に "Sonnet "のserviceを選択して下さい。"LMTOOLS ingnore license file path environment variables"にはチェックを入れて置いてください。

中ほどの"Start/Stop/Reread"タブを選び "Start Server"をクリックしてserviceを起動します。左下に起動成功を意味するメッセージが出るか確認してください。

さらに"ReRead license File"を選んで、 license ファイルを再読み込みします。同じく左下のメッセージに注意してください。再読み込み成功を意味するメッセージがでましたか?

稀に、古いserviceのプロセスがゾンビになっていることがあるようです。その場合PCを再起動すれば解決します。(激しくつまらない方法ですがwindowsでは仕方ありません)

"Server Status"タブを選び、 "Perform Status Enquiry"を選びます。 下の窓の右のスクロールバーを一番下までずらすと、 図の様に
Users of xgeom: (Total of 10 license s issued; Total of 0 license s in use)
などの表示がみえるはずです。 この例では " Xgeomの license が10個あって、 そのうち使われているのは0個だ"と表示されています。

ここまでくれば実際にSonnetが動作するはずです。 Xgeomを起動してみてください。 もし、 license 数が表示されるのに、Xgeomが起動できず、 "Could not get license "というメッセージが現れたなら、 パーソナルファイアーウォールが license managerとの 通信をブロックしている可能性があります。 ウィルス対策ソフトやファイァーウォールを取り除いて試してみてください。

"Config Services"タブを選び、 "Start Server at Power Up"と "Use Services"にチェックを入れて、 "Save Service"をクリックしてください。 これでPCの電源を入れるたびに、 自動的に license serviceが起動するようになります。 念のため一度PCを再起動して、 スタートメニューからSonnetを起動し、 何か例題を解析してみてください。

floating license を使う クライアント マシン への install

まず、 ライセンスを受けたマシンでSonnetが動作していることを確認して下さい。そして、 クライアントPC で上に説明した

を実行してください。そしてその後で下記の作業を行います

  1. Sonnet Task Barから[Admin]-[license ]を選びます。
  2. [Remote]にチェックを入れ、
  3. license serverのアドレスなりホスト名なりを指定します。
  4. OKボタンで閉じます。

ここまでくれば クライアントPC でにSonnetが動作するはずです。 Xgeomを起動してみてください。 もし、 "Could not get license "というメッセージが現れたなら、 network 上にlicense serverとの通信を妨害する何かがあります。 ルーターやファイァーウォール、あるいは名前解決ができているかを調べてみてください。

日本語マニュアルについて

2007/6/26の時点で日本語マニュアルは、 Sonnet技研のWebサイトに章ごとに分けておいてあります。

Sonnetの マニュアル はPDF形式です。 もしAcrobat Readerを install していないなら、installしておいてください。

Agilent ADS Interfaceのinstall

Version 11からAgilent社のADS Interface (ソネットの製品名はEbridge) が、全面的に書き換えられて新しくなりました。installもこれまでよりずっと簡単になりました。

Sonnet Task Barから[Admin]-[ADS Interface COnfigulation]を選びます。

ちなみにひとつ上に MWOffice Interfaceもあります。 AWR社Microwave OfficeのInterfaceのinstallもここからできます。
が、ここではADSをやります。

インストールされているADSのバージョンが表示されるので、そのバージョンを選んで、 [Install]ボタンをクリックします。

[Yes]を選びます。

左から二番目の Installed の項目が Yesになります。[Close]ボタンで閉じます。

ADSを起動してみると、[Sonnet]というメニューができています。 メニューの中身は、あれこれ開いていけば分かるでしょう。 これまでよりずっといい感じです。

AWR MicroWaveOffice Interfaceのinstall

一方のAWR社とのInterface (ソネットの製品名はmwoint) も、改良されているらしいです。

Sonnet Task Barから[Admin]-[MWOffice Interface]を選ぶと

"Install"が無効になってます。つまりもうInstallされているということです。一応"Uninstall"してみると

Sonnet Task Barから[Admin]-[MWOffice Interface]を選ぶと

"Install"が有効になります。"Install"を選んでください。

MicrowaveOfficeの例題の中からEM_example.empを解析してみます。

EM Structures-Interdigital Filterを右クリックして サブメニューから"Set Simulator..."を選び、

解析エンジンを "Sonnet 3D Planar Electromagnetic Simulator"に切り替えます。

EM Structures-Interdigital Filterを右クリックして サブメニューから"Force ReSimulation..."で、強制的に再解析を指示します。

解析を始めると、相変わらず Sonnetを全く感じさせずに自然に電磁界解析が始まります。

ちなみにこの問題の場合Sonnetで解析すると6秒、AWR EMSightでは50秒かかりました

ファイァーウォールに穴をあける

以上の説明は、ファイァーウォールをoffにしてあるという前提で行いました。今後、実際の運用を行う前にファイァーウォールを元に戻し、 Sonnetだけが通過できるように穴をあけてください。

license 認証の仕組みとトラブルシュート

上記の作業でSonnetが動作しない場合、Sonnetの license 認証の仕組みを理解して原因を探さなくてはなりません。

まず最初に、ソネット製品を実行するための認証の仕組みを上の図を参照して説明します。

  1. HostIDの選択

    ソネット社からの認証は特定のPCに対して行われます。特定のPCを認識するIDは、ドングル(ハードウェアーキー)かNIC(NetWorkInterfaceCard)の番号です。

    ドングルの場合
    ドングルは、かつて特定のPCを認識する一般的な方法でしたが、 今後はなくなる見込みです。ドングルはソネット社からお客様に供給され、ドングルを使うためにはドングル用の ドライバソフトウェアをinstallしなければなりません。
    NICの場合
    NICは現在、特定のPCを認識する一般的な方法です。 NICはお客様がご自身で準備しなくてはなりませんが、ほとんどのPCでは最初からNICが装備されています。また複数のNICが実装されたPCも珍しくありません。専用のドライバソフトウェアをinstallする必要があるかもしれません。
  2. ライセンスの請求

    ソネット社はライセンスの発行に先立ってお客様にHostIDをお尋ねします。 但し、ドングルの場合はソネット社で各お客様のドングルの番号がわかりますから、現実にHostIDをお尋ねすることはほとんどありません。 NICの場合はMacアドレスをお尋ねます。

  3. ライセンスの発行

    ライセンスは米国ソネット社から、あらかじめ登録させていただいたお客様に直接メールでお送りします。英文のメールにsonnet.licという名前でライセンスファイルが添付されています。

  4. ライセンスファイルの保存

    メールに添付されている Sonnet.licというファイルがライセンスファイルです。これをPCに保存してください。

  5. LicenseファイルとHostIDを照合する

    Licenseサーバーはライセンスの有無や数量を管理するプログラムで、sonnet製品が動作する前に起動してなくてはなりません。Licenseサーバーは、指定されたライセンスファイルの内容を読み、そこに記載されているHostIDが、Licenseサーバーが動いているPCのHostIDと照合します。

  6. 実効許可

    LicenseファイルとHostIDが一致すれば、Licenseサーバーは、sonnet製品が起動するのを待ち受け、sonnet製品が起動しようとするときに実効許可を与えます。

license サーバーとSonnetの通信

Sonnetは起動するたびに、 license managerと network を通じて license 情報をやりとりします。 この場合、 license managerとSonnetは同一の PC 上で動いていることもあり、 network 上の別の PC で動いていることもあります。 たとえ同一の PC 上で動いていても、 network を通じてlocalhostと通信できる環境が必要です。Sonnetが license を受けられない原因は次のどれかです。

  • network の名前解決の不備
  • network の異常、例えばファイァーウォール
  • license managerが動作していない
  • license managerが license を持っていない
  • Sonnetが見当違いの場所に問い合わせている(環境変数Sonnetd_license_file)
上述の" license managerの起動"の操作でこれらの問題を切り分けることができます。

license managerの問題

license managerが起動しているかどうかは 上述の" license managerの起動"の操作をやり直すほかに、 Windowsのタスクmanagerで、Sonnetd.exeとlmgrd.exeというプロセスが存在するかどうかで判別することができます。

license managerが動いているのに license managerが license を持っていない場合は、

  • sonnet.licと
  • HostID

が一致していないの原因です。 sonnet.licに関しては

  1. sonnet社からのライセンスメールを間違っている(例えば古いライセンスメールを使った)
  2. sonnet社からのライセンスメールに添付されているライセンスファイルをうまく保存できなかった。
  3. license managerに間違ったsonnet.licを指定してしまった。
  4. そもそも間違った license managerと通信している(例えば他部署や別のアプリケーション用のlicense managerと間違っている)
  5. もしかするとSonnet社が間違った license を発行しているかも。

のうちのどれかです。 Licenseの確認で説明した方法でlicense Fileの中身をよく読んで見ましょう。特に最初の10行には、ライセンスID,発行日付、バージョン、HostID、ライセンス期限などの重要な情報が記載されています。これらを手がかりに間違いを探してください。

HostIDの問題

HostIDは、多くの場合NIC( Network Interface Card )のMacアドレスです。 Sonnetの license は多くの場合このMacアドレスと関連付けられています。

NICがHostIDの場合

NICについて調べるには

network 接続のプロパティから、それぞれの network 接続の詳細を開いて、 物理アドレスを読み取ります。物理アドレスはMacアドレスとかEthernetアドレスと呼ばれることもありますが、どれも同じ意味で、12桁の16進数です。図の例では 00-01-80-53-FC-E3で、この番号の network interface は世界に一つしかありません。Sonnet社から license を受け取るためにこの番号をSonnet社に知らせたはずです。

  • その時と別の interface を使っていませんか?あるいは
  • 複数のNICを持っていて、 license 申請に使ったNICを無効にしていませんか?例えば
  • NICがUSB接続の場合、 driver を install しましたか?

ドングルの番号がHostIDの場合

ドングルからHostIDが得られない原因は

  • ドングルがハード的に壊れている
  • ドングルのデバイス driver の問題

のどちらかです。念のためドングルを抜いて、10数えて、もう一度挿入してみたり、 PC を再起動してみてください。 ドングルの赤いパイロットランプが点灯していれば、ハード的な故障の可能性は低いでしょう。実際ドングルの問題の殆どは2番目の問題です。 " hardware key driver の install "を正しく行っても、 PC のBIOSやWindowsの version によっては動作しないことがあります。例えばXp64やVista64ではデバイスdriverの問題が起こりがちです。 Webにその対策があります。あまりないと思いますが、Vmwareなど仮想マシンではこれらのデバイスdriverはうまく動かない可能性がとても高いです。

ハードディスクがHostIDの場合

実はSonnet LiteではハードディスクがHostIDです。製品版では今のところハードディスクをHostIDに使う予定はありません。

サポート

ここまでお読みになってそれでも動作しないなら ご遠慮なくソネット技研(043-463-6663)にご連絡ください。その際

  • ユーザーIDまたはライセンスIDをお知らせください。
  • PCの操作ができる場所からお電話ください。